2011.02.08

円山の家 現場

今年は、昨年より続いている幾つかの住宅が完成する予定ですので、近況報告も兼ねてこちらのページで現場報告させて頂こうと思います。

まずは「円山の家」
札幌市の中央付近にある円山の麓に位置します。目の前には街並みがパノラマで広がり、裏側は円山の原生林に面している静穏で眺望の良い場所ですが、敷地に辿り着くまでが大変で、幅員が狭く急な坂道に面する施工難度の高い土地です。

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設計は昨年の春頃から始まりました。
昨年12月に無事着工し、年越し前に基礎を完了させて冬を越す計画です。
まずはユンボで根掘り。傾斜地なので平地よりも多少時間が掛かります。

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しかし大変なのはここからです。
砕石転圧後、墨出しのために捨てコンと呼ばれるコンクリートを流すのですが、通常のミキサー車では敷地まで辿り着けない状況なため、2tトラックの荷台に生コンを入れて敷地に隣接させ、そこからネコ車と呼ばれる一輪車で少しずつコンクリを小運搬。いわゆる昔ながらの工法です。

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その後は墨出し → 鉄筋型枠搬入 → 鉄筋組み立てと進み、今後の作業や養生のために上屋をかけてコンクリート打設に備えます。

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基礎コンクリートの打設時は、シュートを使うことでスピーディに進みました。しかし捨てコン時よりも生コンの量が圧倒的に多い。勿論バイブレーターなども使いますが、基本ネコとスコップの作業は見るからに大変です。

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何より最も気をつかったのがこの坂で、スキー場と思えるほどの斜面です。生コンを積んだトラックを何度も往復させるため、天候を見極めてからの打設となりました。

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今年の初夏竣工を目指し、天候をにらみつつ工事は進んでいきます。
工務店の皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。

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posted by at-sano at 23:00 | architecture