2013.12.18

worksに「厚別の家」を追加しました

敷地は周囲に2階、3階建ての住宅が並び、道路を挟んだ北側には青空駐車場とJRの線路が広がる住宅地です。幅8メートル、奥行き18メートルと細長い形状の計画地に、車3台を収納できる車庫を持つ鉄骨造3階建ての住宅「厚別の家」を設計しました。外壁には江別産レンガを使用しています。

01昼外観1.jpg

1階は主に車庫です。幅3.1、奥行き14.4メートルの細長い車庫は、北側の道路面と南側にそれぞれシャッターを設け、その両方を開け放つことで光と風が抜ける「通り庭」のようになります。単に車庫としての用途だけではなく、建物内部においても北海道のアウトドアを多用途に楽しむことが出来る空間としました。

05車庫2.jpg

車庫の真上は広間です。ここは食事をしたり、音楽を楽しんだり、外を眺めることができる開放的な作りとなっています。南面には室内壁面を延長した形状のテラスを設けました。夏場はここで家庭菜園やバーベキューなどを楽しむ事が出来ます。広間の横のキッチンは建主さんのご要望に合わせた業務用の機器を揃えました。その奥には外部に閉じた形状の居間を作るなど、建物内に様々な居場所を設けています。

09広間1.jpg

壁などの外周部は防音を意識した設計とし、また室内側を珪藻土や木毛板で仕上げることで音響に配慮しました。パブリックルームは外部に大きく開放し、プライベートルームはそこに緩やかに連続させる。構造体がそのまま見えるような、ざっくりとした箱のなかに若い家族が自由に住まう家となりました。
posted by at-sano at 23:00 | architecture