2016.08.09

雑貨屋さん+合気道道場

7月某日、小樽市張碓町にて行われた地鎮祭に参加しました。
海をのぞむ喫茶店兼雑貨屋さん+合気道道場+オーナーさん住宅の複合プロジェクトです。
今秋オープンへ向けて工事は着々と進んでいます。

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posted by at-sano at 15:20 | architecture

A邸竣工

7月末、札幌市内にて新築住宅A邸が竣工しました。
木のいい香り、白い内装で明るい雰囲気です。

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posted by at-sano at 15:17 | architecture

2013.12.18

worksに「厚別の家」を追加しました

敷地は周囲に2階、3階建ての住宅が並び、道路を挟んだ北側には青空駐車場とJRの線路が広がる住宅地です。幅8メートル、奥行き18メートルと細長い形状の計画地に、車3台を収納できる車庫を持つ鉄骨造3階建ての住宅「厚別の家」を設計しました。外壁には江別産レンガを使用しています。

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1階は主に車庫です。幅3.1、奥行き14.4メートルの細長い車庫は、北側の道路面と南側にそれぞれシャッターを設け、その両方を開け放つことで光と風が抜ける「通り庭」のようになります。単に車庫としての用途だけではなく、建物内部においても北海道のアウトドアを多用途に楽しむことが出来る空間としました。

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車庫の真上は広間です。ここは食事をしたり、音楽を楽しんだり、外を眺めることができる開放的な作りとなっています。南面には室内壁面を延長した形状のテラスを設けました。夏場はここで家庭菜園やバーベキューなどを楽しむ事が出来ます。広間の横のキッチンは建主さんのご要望に合わせた業務用の機器を揃えました。その奥には外部に閉じた形状の居間を作るなど、建物内に様々な居場所を設けています。

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壁などの外周部は防音を意識した設計とし、また室内側を珪藻土や木毛板で仕上げることで音響に配慮しました。パブリックルームは外部に大きく開放し、プライベートルームはそこに緩やかに連続させる。構造体がそのまま見えるような、ざっくりとした箱のなかに若い家族が自由に住まう家となりました。
posted by at-sano at 23:00 | architecture

2013.03.18

平取の家 敷地

更新に間があいてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今冬の札幌はかなりの降雪量となりました。雪解け後になりますが、昨年竣工した住宅2件をworksに掲載させて頂きます。

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写真は現在進行中の計画の敷地で、北海道日高振興局管内の平取町に位置します。写真当日の札幌は暴風雪で大荒れの天気でしたが、こちらは道内でも降雪の少ない地域で、綺麗な風景が広がります。周囲が緑に囲まれた好立地の中、どのような建物が出来るか楽しみにしていて下さい。
posted by at-sano at 18:19 | architecture

2011.12.08

worksに「円山の家」を追加しました

「円山の家」は豊かな眺望、風景をとりこみながら、生活と風景の融和を意識した住宅です。壁一面ともなる大きな窓。外と内の境界があいまいな緩衝空間と、それに囲まれた内部空間。内と外、家族間の気配が緩やかに一体となり連続する。家族、街と家、自然と人がおおらかにつながる家となりました。

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posted by at-sano at 18:08 | architecture

2011.02.08

円山の家 現場

今年は、昨年より続いている幾つかの住宅が完成する予定ですので、近況報告も兼ねてこちらのページで現場報告させて頂こうと思います。

まずは「円山の家」
札幌市の中央付近にある円山の麓に位置します。目の前には街並みがパノラマで広がり、裏側は円山の原生林に面している静穏で眺望の良い場所ですが、敷地に辿り着くまでが大変で、幅員が狭く急な坂道に面する施工難度の高い土地です。

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設計は昨年の春頃から始まりました。
昨年12月に無事着工し、年越し前に基礎を完了させて冬を越す計画です。
まずはユンボで根掘り。傾斜地なので平地よりも多少時間が掛かります。

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しかし大変なのはここからです。
砕石転圧後、墨出しのために捨てコンと呼ばれるコンクリートを流すのですが、通常のミキサー車では敷地まで辿り着けない状況なため、2tトラックの荷台に生コンを入れて敷地に隣接させ、そこからネコ車と呼ばれる一輪車で少しずつコンクリを小運搬。いわゆる昔ながらの工法です。

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その後は墨出し → 鉄筋型枠搬入 → 鉄筋組み立てと進み、今後の作業や養生のために上屋をかけてコンクリート打設に備えます。

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基礎コンクリートの打設時は、シュートを使うことでスピーディに進みました。しかし捨てコン時よりも生コンの量が圧倒的に多い。勿論バイブレーターなども使いますが、基本ネコとスコップの作業は見るからに大変です。

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何より最も気をつかったのがこの坂で、スキー場と思えるほどの斜面です。生コンを積んだトラックを何度も往復させるため、天候を見極めてからの打設となりました。

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今年の初夏竣工を目指し、天候をにらみつつ工事は進んでいきます。
工務店の皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。

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posted by at-sano at 23:00 | architecture

2009.10.24

worksに「西町の家」を追加しました

今回は、友人で写真家の富井義人君(ホームページはこちら)に竣工写真を撮ってもらいました。(works内には自分で撮ったものも幾つか入っていますが、綺麗なものが富井君のです)

「西町の家」は、北隣りにある建て主の実家への採光に配慮し、北庭を設けた住宅です。庭に起伏を設け、全面芝貼りとすることで、裸足でも歩けますし、子供も安心して遊べます。庭という余白によって互いの家が程よい距離感を保てるように、憩いの場となるように計画しています。

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posted by at-sano at 13:00 | architecture

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